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フードデリバリーで置き配指定したのに「黙って帰るな!」、理不尽な客の実態

コラム

実は週に何度も注文するヘビーユーザーだった

置き配

「そこはホッとしましたが、あの男性は週に何度も注文してくれるヘビーユーザーみたいなんです。先日も久々にそのお宅に配達する機会があったのですが、当然インターホンを押しても返事があるまでドア越しに待機。

 けど、商品のお届けに伺ったことを告げると、数日前に頼んだという商品について『量が少なかった』、『画像の盛り付けと全然違った』など苦情の嵐でした

 店側には報告する旨を伝えましたが、前回に続いて5分近く足止めを食らうハメに。このときは近くにある別のお宅にも配達の予定があったものの、結局予定の配達時間より遅れてしまったといいます

もう配達員の仕事はやりたくない…

「購入した以上、商品に対する不満を言う権利はありますが、注文したアプリやホームページから直接クレームを入れられるようになっているんです。自分に非がないのに直接お客さんから責められるって正直キツいんです。

 これも業務のうちかもしれませんが、副業でやっているだけなのでこれ以上はいいかなって。そこで最近はアルバイト求人サイトで配達員に代わるよさげな副業がないかチェックしています」

 配達員や販売員のようなお客と接する仕事は、どうしてもクレーム対応をする機会も増えるもの。これも仕事のうちとはいえ、どう見ても理不尽な理由だったり、ストレス解消などの目的で文句を言ってくるのは勘弁してほしいものです。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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