某総合商社の新人が「すぐ呼べる女」をアプリで集め…そのエラそうな生態
右スワイプすればすぐにマッチング。男女ともにもっとも気軽に出会えるマッチングアプリといえば、「Tinder(ティンダー)」でしょう。
ヤリ目的で個人情報を隠してやっている男性も多いなか、正面からの顔写真を何枚も掲載し、仕事もプロフィールにばっちり明記しているのが「総合商社マン」。
名前を叩けばすぐ特定できるこの時代に少々迂闊(うかつ)とも思えますが、彼らは自分たちのステータスを存分に活かして日々遊んでいるようです。
「某大手商社に遊ばれるのは女の通過儀礼」
「かつてティンダー経由で知り合った某大手総合商社の1年目と毎日のように遊び狂っていた」
そう語るのは、都内の貿易会社で働くユカリさん(24)。「○○○○に遊ばれるのは女の通過儀礼ですよ」と、当時をやや大げさに振り返ります。
「マッチングして最初に顔を合わせたのは6月頃、合コンを兼ねて会いました。当時、彼らはまだ入社して2か月ほどしか経っていなかったのに、すでにチームワークは抜群だし、お店も銀座にあるカラオケ付きの個室で、こなれてる感じでしたね」
場所は銀座とはいえ、合コン自体は「大学のサークルのような雰囲気」(ユカリさん)でただただ盛り上がって終わったそう。
大手商社の「寮祭」に参加してみて…
「コミュ力は高いし、面白いし、一緒にいて楽しかったです。大学も有名どころばかりだし。中には太った人やダサい人も全然いるけど、それでも女の子と接することができる商社のネームバリューってスゴいなぁと思いました(笑)」
それ以来、事あるごとに「今、同期と飲んでいるんだけど来ない?」と連絡が来るようになったユカリさん。どうやら若手社員は部署の新年会で女の子をセッティングする必要があるそうなのです。
「だから、若手ほど“すぐ呼べる女”を用意しないとダメみたいで、『同期の中では今度、合コンしようが合言葉なんだ』と言われました」
ユカリさんはその商社の3つある独身寮ごとに行われる「寮祭」にも呼ばれたそうです。「寮祭」と言っても、蓋を開ければただの大規模合コン。銀座の居酒屋に12対12ほどで集まったものの、女の子同士は全く面識がありませんでした。
「女の子はCAや、CAの卵が結構来てましたね。大学のゼミやサークルの後輩を連れてきてるのか、大学生も多かったです。あらゆる場面で女の子を呼び込まなきゃいけないみたいで、とにかく女性のストックはめちゃくちゃある感じでした」