デニーズ「580円冷凍ハンバーグ」を実食。“別格のクオリティ”に驚いた
冷凍のハンバーグが思ったより美味しくて驚いたことはありませんか?昨今のテイクアウト需要拡大を受け、ファミレスの大手デニーズが「Denny’s Table(デニーズテーブル)」という冷凍食品の新ブランドを発表しました。コンセプトは「デニーズの美味しい料理を家でも食べられる」というもの。
まず最初に発表されたのは、ハンバーグ3品とパスタ1品。新ブランドの浮沈がかかる冷凍ハンバーグとパスタがどれほどの味なのか、気になるところです。そこで、この記事では、ブログ「こせたん宅配弁当」を運営し、宅配弁当&冷凍弁当を1000食以上レビューした宅配弁当ライターのこせたん(@kosetan2018)が、Denny‘s Tableの新商品4品をレビューします。
1)「ジャンクな要素」がないハンバーグ
まず「お店のソースで仕込んだデミグラスソースハンバーグ」(580円)を食べてみました。冷凍ハンバーグ1個としては、結構な値段です。正直に言うと、僕はこのくらい値段が張る冷凍ハンバーグをあまり食べたことがありません。せいぜい1個300~400円くらいですね。
温め方は湯せんで20分と長め。やっとゆで上がり、ワクワクしながら一口食べてまず感じたのは「雑味がない」こと。冷凍食品には、良い意味でも悪い意味でも、調味料に頼ったジャンキーな味つけのイメージが強いかと思います。
でも、「お店のソースで仕込んだデミグラスソースハンバーグ」には、それが全く感じらませんでした。にもかかわらず、お肉のコクのある旨さはしっかりしています。そして、ソースはそれに輪をかけて「ジャンクな要素」がまったくないんです。
市販の冷凍ハンバーグとは別格のクオリティ
美味しさ以外を丁寧に削り取っていった、そんな味に感じました。それなりに値が張るだけあって一般的な冷凍ハンバーグとは完全に別物ですね。自然な味わいのため、後味の心地良さも格別でした。
また、上質なデミグラスソースがたっぷり過ぎるくらい入っていたので、自作の付け合わせをつけて大正解。ソースをつけると、ただのゆで野菜が主菜級の味になりました。これは付け合わせがないと損ですよ。