「一緒にゲームしませんか?」美人女性プレイヤーに惚れた男の悲劇とは
特にここ数年で人口が増えたと言われるオンラインゲーム。バーチャルな空間で、いろんな人と交わりながら繰り広げられる世界は、非現実的で魅力的ですが、その分トラブルも潜んでいる場合もあります。
今回は、そんなトラブルを体験した男性の話を紹介します。
Twitterのプロフに美人女性の写真が
現在、フリーランサーとして生計を立てている芳樹さん(仮名・26歳)。金融システム系のシステムエンジニアという分野で活躍していて、大学で学んだ知識を存分に生かしているそうです。在宅勤務ということもあり、趣味の時間も充実しているといいます。
「僕は仕事以外の時間では、だいたいオンラインシューティングゲームをしています。いわゆるFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)ですね。時間が許されれば友達を誘って永遠とゲームをしています(笑)」
そんな中、いつものようにLINEで友達を誘った芳樹さん。しかし、この日は忙しいらしく、断られてしまったそうです。仕方なくTwitterでゲーム垢を始動し、ネット上でのゲーム仲間を探すことにしました。
「Twitterで検索をかけると、美人な女性の自撮り写真が使用されたプロフィールが目に入ったんです。美人なうえに、ゲームも上手。これは仲良くなる以外の選択肢はないと思い、ダメ元で『一緒にゲームしませんか?』とDMしたんです」
ゲームを通して打ち解ける2人
美人ゲーマーに誘いのDMを送ってからしばらくしてオッケーの返事をもらった芳樹さん。なんと、そのメッセージにはLINEのIDまで書かれていました。それ以降、2人は時間を合わせてゲームを楽しんだそうです。
「まさかLINEを教えてもらえるなんて思ってもみなかったんです。お互いに暇な時間があれば誘い合って、一緒にゲームするほど彼女とは意気投合しました。ゲームの以外でも、たわいのない会話を交わしたりして、日常生活においても大きな存在の一人になっていったんです」
ただ、付き合っているわけでもないので、芳樹さんは極力ゲーム関連以外のLINEは控えようと思っていたそうですが、自撮りの美人サムネが頭をよぎり、ついついゲーム以外の話題も時々するようになったそうです。
「たぶん、時間がたつにつれ、自分の彼女だという錯覚に陥っていたのかもしれません。でも、嫌われたくなかったのでかなり自制はしたんですよ」