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カップ麺、ケチャップ…2022年に値上げする、値上げした「食料品」まとめ

コラム

 スーパーで値札を見たら何十円か価格が上がっている。食費は月の支出の中でそれなりの割合を占めるので、食品の値上げはつらいところです。食品の価格が上がった背景には、原材料価格の高騰や人手不足、円安で輸入のコストが増えていることなどが挙げられます。4月からどんな食品が値上げされているのかをまとめてみました。

スーパー

※画像はイメージです(以下同じ)

1)家庭用乳製品チーズ

 雪印メグミルクは4月1日出荷分より、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ、ピザクラスト、純正ラードといった家庭用乳食品の一部を値上げしています。値上げ幅はチーズが最大で10%、純正ラードに至っては20%となっています。

 同じく乳製品メーカー大手の森永乳業も、世界的な乳製品の大幅需要増で輸入原料チーズの価格は現在も高値で推移した影響を受けて、4月1日出荷分より家庭用チーズ27品、デザート1品の計28品の価格を上げています。うち25品は5.3~10.5%の値上げ、3品は価格は据え置きだが内容量を11.8%減らして販売しています。

2)冷凍食品、レトルト食品

カレー

 即席麺「マルちゃん」ブランドで知られる東洋水産は4月1日納品分より、同社の業務用冷凍食品ブランドの一部商品をが3~14%値上げしています。冷凍うどん、冷凍そば、冷凍ラーメンなどです。加えて、市販用の人気商品「屋台一番焼きそば」シリーズの価格が9~11%値上がっているとのことです。

 さらに、大塚食品は4月1日納品分から「ボンカレー」シリーズの一部商品を11円ほど値上げしています。

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