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転職×副業で年収5500万円を稼ぐ32歳が、就活で目の当たりにした「学歴の壁」

学び

自分を商品化し、アピールする

仕事

 世間知らずだったこともあり、根拠のない自信だけを頼りに堂々と提案していたのでしょう。今振り返ってみると、こうした姿勢も内定に繋がったのだと思います。内定が出はじめてからはどこか自信がついてきて、一度断られた大手企業にも再度アタックを敢行。

「A社に内定をもらったのですが、御社も諦めきれないので、まだ枠に空きがあればぜひ選考に参加させていただけないでしょうか」と、電話で再交渉し、再び面接の機会をもらったりしました。

「内定の実績があります! 自分はこんなことができます!」という安っぽい資料を作ってメールを送り、面接で落ちるたびにその資料をアップデート。さらにほかの会社にも送り、受かるかどうかを試していました。その行動自体がとても楽しかったので、当時から営業の適性があったのかもしれません

 自分を商品化し、「これまでの経験を御社ではこんなふうに役立てることができます」と面接でアピールするアプローチ方法は、今でも役立っています。

<TEXT/moto株式会社代表取締役 moto>

1987年生まれ。新卒で地方ホームセンターへ入社後、株式会社リクルートや株式会社スポットライト (現:楽天ペイメント株式会社)など7社へ転職し、営業部長や事業責任者を務める。自身の転職経験を元にした個人メディア「転職アンテナ」を上場企業へ7億円で売却し、現在は会社を経営している。デビュー作『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』(扶桑社)はベストセラーになり、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」にもノミネートされた。最新刊『WORK 価値ある人材こそ生き残る』(日経BP)も発売中。Twitter:@moto_recruit

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

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