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年商60億円の「相席ラウンジ」グループ代表が語る原点は“週5回の合コン”

暮らし

「作業」ではなく「仕事」をしろ

――起業は考えていない会社勤めの人が、必要な思考方法はありますか?

西山:とにかく「相手目線」になること。これ、よく言われますけど、本当の意味ではできてない人が多いんですよ。例えば、上司から「これやっといって」と、指示をもらったときに「承知しました」「かしこまりました」だけで終わらせる人が多いんですけど、これはダメですね。

「かしこまりました。今日の17時までに完了させます」とか、納期を合わせて伝えることは、マジで大事です。そうしないと、また上司から「あの件、どうなった?」って動かないといけないじゃないですか。上司ではなくても、「相手を楽にするにはどうするか?」という目線は必要ですよね。それができれば、お客さん相手にもクライアント相手にも、有効に動けるはずです。

――ほんのわずかな「意識」ですが、大きな違いになりそうですね。

西山:「作業」ではなく「仕事」をしろってことです。なんとなく決められたことをやるんじゃなくて、常に疑問を持って常に思考する。作業をして給料をもらうというより、学びながら給料もらえるほうが幸せですよね。上司だって、そういう部下の方がいいですよ。

疑問を持つには人に会うこと

オリエンタルラウンジ

ag上野店エントランス

――社会人経験が短いうちには、与えられたことをこなすことで手一杯で、なかなか疑問を持ったりすることができないという人もいると思いますが。

西山:社会に出たばかりだと、自分の会社や近い業界の人としか話す機会がないかと思います。でも、色んなことに疑問を持って思考できるようになるためには、他業種も含めて色んな人と会って話すのがいいと思うんですよ。宣伝みたいになってしまいますが、それに最適なのはオリエンタルラウンジと「ag」です。単にいろいろな楽しい人と話したいってだけでいいと思います。

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 年商60億を稼ぎ出す西山氏の考え方は、決して突飛なものではなく私たちが日々できる「疑問を持ち続ける」というところから始まっていた。個人で働くにしても会社で働くにしても、この記事を読んだあなたが、この思考方法で「すぐに行動」することで、人生をもう一段豊かにするきっかけになればと願う。

※行政からの時短要請中の各店営業時間は、店舗ごとに異なりますので、オリエンタル公式サイトでご確認いただき、直接お問い合わせください。

<取材・文/Mr.tsubaking 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も
Twitter:@Mr_tsubaking

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