『ザ・ノンフィクション』衝撃だった“ハイスペ狙い”婚活女性。本音と対策をプロに聞く
2022年1月16日、23日に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)では、2週にわたって結婚相談所に通いながら専業主婦を目指す女性・ミナミさんが特集され、放送後には大きな反響を集めた。
ただ、ハイスペ男性を求める婚活女子の苦悩だけではなく、「ハイスペであっても誰もが選ばれるわけではない」という男性の婚活における難しさ。加えて、婚活女性のしたたかさも随所に見られ、男性側が婚活するうえで、事前に知っておかなければいけない情報も多数散りばめられていた。
『恋活卒業! マトモな男とだけすぐに付き合える方法』(かんき出版)の著者でもある恋愛アドバイザーの結太朗氏(@Musubitaro)に、同番組の内容に触れながら、婚活における知っておくべき情報について話を聞いた。
清楚はいくらでも作れる?
番組内で、ミナミさんが利用していた結婚相談所マリーミーのアドバイザー・植草美幸さんは、ミナミさんに清楚系のファッションやメイクを教えており、“清楚は作れる”という印象を受けた。
結氏も「正直、清楚なイメージはいくらでも作れます」と断言する。
「僕の婚活サロンでは、普段はカジュアルなジーンズスタイルな女性であっても、男性とのお見合い時は、『男性が好ましく思う服装にしてください』『ダボっとした服よりは、さり気なくボディラインがわかる服装でデートしてください』と伝えています」
清楚のほうが次につながる傾向が
「別に清楚っぽく魅せることは悪いことではありません。結婚相談所に入会した場合、男女ともに短期間で複数の人とお見合いすることになります。より好みでステータスの高い男性とマッチングしたければ、当然、男性から好まれる服装やイメージ戦略が必要になります。
男性は清楚系の女性を好む傾向はあるため、初回のお見合いの席で『清楚で品のいい女性だな』と思ってもらえれば、次に会うチャンスにつながるわけです」
戦略的に清楚のフリをすることに困惑する人も多そうだが、「やはりメイクやファッションに気を使っている女性と話したほうが男性も嬉しいですよね。“騙す”ではなく“楽しませる”ために清楚系のファッションをしていると見ることもできます。ニーズを鑑みて、自分を魅力的に見せることはむしろ良いことなのでははないでしょうか」と続けた。