② ごはんだけは美味しく炊いてみる

土鍋やこだわり鍋で炊いたごはんは格別の味

　少しでも自炊を考えている人にオススメなのが「ごはんだけは自分で炊く」という選択肢です。1人用の土鍋やIH専用の鍋が登場しているので、お気に入りを選んでみましょう（値段はお手頃なものから本格的なものまでさまざま）。

　想像以上に手軽に炊くことができますし、もちろん炊飯器を使ってもOK。土鍋って難しそうですが、米の浸水時間を除けば、30分程度で炊くことができて、格別のおいしさを堪能できます。

　ごはんを炊くことができれば、テイクアウトでの選択肢に変化が出てくるはず。おいしいおかずは冷凍食品やチルド品を活用しても実現できます。またごはんの量をコントロールしやすいので、糖質過多も防ぐことができるでしょう。

③ おでんは誰でも簡単に本格的なものが作れる

ローソンストア100で購入した「100円おでん」を使ったおでん

　自炊欲が芽生えてきたら「おでん」がオススメです。コンビニでおでんを購入するのも良いですが、おでんはつゆも具材も手軽に購入できるので、実は失敗なく作ることができる秀逸メニュー。

　例えばローソンストア100では「100円おでん」シリーズが人気で、どのおでん種も100円で購入することができます。

　おでんの素晴らしい点は、おいしさだけでなくヘルシーでたんぱく質が豊富であること。たくさん作っておけば、温め直しも可能で数日間は楽しめますから、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。一度感動を味わうと、料理に目覚めてしまうかもしれません。

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　みなさんにとって食生活の選択肢を無理なく広げるヒントになれば幸いです。自分が食べるものを積極的かつ主体的に選べること。食べたいものを自分で作ることができること。それによって、これまでのライフスタイルがさらに充実したものになりますように。

＜文・撮影／食文化研究家　スギアカツキ＞