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就活で面接官が見ている最重要ポイントは?明日から面接に使える8つのテク

学び

テクニック4:面接は「恋愛」と一緒と考える

リモート面接

 面接と恋愛は似ています。お互いが「いいな」と思わないと前に進めません。面接官から「この人と一緒に働きたい」と思ってもらい、自分も「この会社で働きたい」と思ったときに初めて入社が決まります。

 しかし、面接に失敗しやすい方の多くは、その会社で働きたい思いが強すぎるあまり、相手に気に入ってもらうことが疎かになりがちです。どれだけ自分が相手を好きでも、自分の魅力が相手に伝わらなければ、残念ながら一緒になる(=入社する)ことはできないのです

 あなたに今好きな人がいるとしましょう。その人をデートに誘うときどんなことを意識しますか? 自分の趣味を押し付けるような提案は、断られてしまう可能性が高いため避けるのではないでしょうか? 本当に成功させたいのであれば、きっと相手の好きなものや興味のあることをリサーチした上でデートに誘うと思います。

 そして、そのほうが絶対に成功率は上がります。これは面接も同様です。「相手に好きになってもらうためにはどうすればいいか」を意識した上で話す内容を考え伝え方を工夫することがとても大切です。

 面接前にホームページを見たり、企業について調べると思います。そのときに「どんなことを大事にしているんだろうか」「どういう人が活躍しているんだろうか」という相手側の目線を持つと、“両思い”になれる可能性がグッと上がります。

テクニック5:敬語は「です」「ます」だけで十分

「敬語に自信がない」「丁寧に話そうとするあまり言いたいことが言えなかった」というのも、“面接のお悩みあるある”です。完璧な敬語を意識しすぎると、脳のリソースを「丁寧に話すこと」に使ってしまうため、回答が疎かになったり変に緊張しやすくなります。

 しかし、実のところ、面接における敬語はあまり重要ではありません。面接官が見ている「長期的に活躍してくれるか」という部分には、敬語が完璧に使えるか否かは全く関係ないからです。それよりも、お互いが好きになれるかどうかのほうが大事です。

 ちなみに割と誤解されがちなのですが、社会人になったからといって「ものすごく敬語が大事」なわけではありません。仮に就職先がかっちりとした敬語を使う業種だったとしても、業務に携われば自然と身に付きます。そのため、入社前から完璧な敬語を覚えようとしなくて大丈夫です。

 少し話がそれましたが、結論として敬語は「です」「ます」が使えればそれでOKです。アルバイト先の先輩と話すくらいの敬語をイメージしてもらえると、通過率も上がりやすくなるでしょう。

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