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元日テレアナ上田まりえがTikTokで人気に。日本語のよくある勘違いを紹介

ビジネス

TikTokがきっかけで書籍を出版

上田まりえ

『知らなきゃ恥ずかしい!?日本語ドリル』(祥伝社)

 上田さんは現在34歳。デジタルネイティブよりは上の過渡期の世代で、実際にSNSから距離を置いている同世代のタレントも多いです。もし彼らにTikTokを使うメリットを伝えるとしたら、どのような言葉をかけますか?

「私はTikTokを通じて、たくさんの出会いに恵まれました。私のフォロワーのほとんどは、TikTokで初めて私を知ってくださった方なんです。結果として、ほかのSNSを見てもらうきっかけになったり、本の出版などの新しい仕事につながったりしています。また、ほかのSNSと比べてTikTokは、コメントなどのリアクションが多いプラットフォームだと思います」

 新しいファンを獲得でき、1人ひとりの声に耳を傾けることもできる。このリーチ力と双方向性の高さは、確かにTikTokの強みかもしれません。最後に上田さんは、これから思い描いているビジョンについても教えてくれました。

「日本語を研究できる大学院に進みたいという気持ちがあって。そういう願望は頭の片隅に置いています。でも、タレントとして常に思うのは、やはり打席に立たないと勝負もできないということ。正しい日本語を身につけるだけでなく、人前でそれを話す機会も確保しないといけません。TikTokはもちろんのこと、テレビやラジオ、ライター業など、これからも表現できる場所を作り続けていくこと。まずはそれが1番ですね」

※この記事は、「TikTok」の公式noteアカウントで2021年7月27日に配信されたインタビュー記事を再編集したものです。

<TEXT/TikTok公式note編集部>

【上田まりえ】
1986年鳥取県境港市生まれ。2009年日本テレビにアナウンサーとして入社。2016年1月末に退社し、タレントに転身。現在は、タレント、ラジオパーソナリティ、ナレーター、MC、スポーツキャスター、ライターなど幅広く活動中。TikTok:(@marieueda929

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知らなきゃ恥ずかしい! ? 日本語ドリル

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