月会費3900円の24Hジムにあった“格差”。汗だくでもシャワーと更衣室に不満が
在宅ワークが増えて運動不足を感じている人も多いのではないでしょうか? そんな時に、ストレス解消も兼ねて利用したいのがフィットネスジムです。新型コロナの影響もあってジムに通えない日々も続きましたが、現在では人数制限や感染症対策をしっかりするなどして利用できる店舗も多くなっています。
安さに惹かれて入会してみたが…
地方都市で働く青木太一さん(仮名・29歳)も、体重増を気にしてジムの入会を検討していた一人でした。
「これまでは仕事が忙しかったのもあってジムには通っていなかったんです。なので、どんな所が良いのかもわからないので、とりあえず近所で通いやすそうなジムを何件か検索してみました。コロナの影響で給料も減ってきているので、なるべく安い所が良いと思って見つけたのが、入会費無料で月会費も3900円、しかも24時間使いたい放題というジムだったんです」
最近では会員の獲得競争の影響で、価格破壊が続いているフィットネスジム業界。とはいえ、大手のフィットネスジムでは使い放題のプランで最も安いものが大体月会費で1万円前後。そう考えると、青木さんが見つけたジムは半額以下という破格の値段です。
ライト会員は水素水が飲めない
「初めは安くていいな、くらいにしか思っていなかったんです。でも、通い始めてみると違和感を抱くようになりました。地方都市なので、会員数もそんなに多くないので顔を覚えられやすいのですが、どうやら自分のような低価格の会員は『ライト会員』と呼ばれスタッフの対応もいまいちな感じなんです。
話しかけてもそっけないというか、他の会員と差がある雰囲気なんです。また、会員は水素水が無料で飲めるのですが、ライト会員の我々は飲めない。安さに目がくらんで、よく説明を読まずにWEBで入会したのが悪かったのですが、格差を感じました」
さらに、暑い夏のトレーニングでは欠かせないサービスも使えないことを知ります。