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日本一の大食い姉妹が譲れないポリシー「食事のマナーにはすごく気を使っている」

暮らし

食事のマナーにはすごく気を使っている

はらぺこツインズ

――大食いをするうえで、こだわりや美学はありますか?

かこ:私たちは、試合が始まったら絶対に箸を止めないと決めています。やっぱりキツくなっちゃうと後半どうしても箸を口に持っていくこともしんどくて、手が止まっちゃう人も多いんですよ。そうなったら終わりだと思っているので、箸を止めずに手も口も動かし続けます。

あこ:食事のマナーもすごく気を使っていますね。麺は途中で噛み切らずに吸いきる。食べるときはできるだけ大きい口を開けて、こぼさずに一口でパクリと入る量を計算するとか。

かこ:食に関することだとマナーの指摘をいただくことが多いので、そのたびに気をつけてます。動画のときは鏡を常に前において、口の周りが汚れたらすぐにとったり。

あこ:お皿に添える手の位置も気をつけてますね。「なんで右のヤツはいつも手を添えてないんだよ」って言われたことがあって。実際は添えてるんですけど、お皿がデカすぎて画角的に手が写ってなかったんですよ(笑)。

 添えないと食べれないくらいの大きさなんですけどね。本当は下から支えたいんですけど、それでカメラに映る位置で手を添えたりとか、工夫してます。

なるべく水は飲まないように…

――厳しく見られてますね。あとは水で流し込むことをしないと評価するコメントもありました。

かこ:確かにそうですね。絶対水は飲まないって決めています。たとえ普通に食べていても、倍速に編集しちゃうと動作が速くなって流し込んでいるように見えちゃうんですよ。喉は乾きますが1回飲んじゃったらもう終わりと思って、我慢して耐えます。チャレンジメニューのときもそうです。

あこ:どうしてもお水で流し込んでいるってイメージがつくと、なんか美味しくなさそうに見えてしまうので。

――YouTubeでトラブルや失敗したことはありませんでしたか?

あこ:初期の頃、うどんを10人前ずつ食べる予定が、20人前ずつ作ってしまったことがありました。自分が思っている倍くらいの量になって、でかい丼ブリが4つもできちゃったんです。それでも「いけるだろう、頑張ろう」と食べ始めたんですけど、途中で「絶対無理だ!」ってなって。

かこ:全然ダメで本当にヘコみました。加水率を知らなかったんですよね。

あこ:その動画ははじめてボツにしました。今は全部調べて何キロになるか計算して作るんですけど、もともとは料理がそんなに得意じゃないので。地元の三重にいた頃は、東京に比べてデカ盛りのお店が少ないのもあって、自炊でデカ盛りを作ろうと決めてたんです。

かこ:あとはシンプルにカメラの回し忘れですね。北海道でラーメン屋さん9杯分ハシゴするという企画のときに、2回も回し忘れて……11杯食べました。

あこ:ショックだったね。食べ終わってカメラを見たら(顔を見合わせて)「あ……!」って。

かこ:仕方ないのでもう1回何事もなかったように「おいしいですー!」って同じリアクションをして撮りました。

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