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冷凍からあげ3種を食べ比べ。ニチレイ、味の素…プロ絶賛のクオリティ

暮らし

 手軽に準備できて時短になり、保存もきく冷凍食品は便利でありがたい存在。レンジでチンするだけで食べられるので、お弁当のおかずにも大活躍、重宝している人も多いでしょう。

からあげ

画像はイメージです

 さまざまな冷凍食品が出ていますが、今回は“からあげライター”である筆者が「特に美味しいと感じた冷凍からあげ」を3種類紹介します。

1)若鶏タツタ:“粉感”ある衣の正統派和風からあげ

 ニチレイフーズからは数種類の冷凍からあげが販売されていますが、今回ご紹介する「若鶏タツタ」(387円)は、群を抜いて美味。「粉ふき衣」というワードに何やら言い知れぬ魅力を感じてしまいます。1袋240gの「レンチン」製品です。

若鶏タツタ

ニチレイフーズ 粉ふき衣の若鶏タツタ

 袋から取り出したからあげ6個を、ラップをかけずにレンジに入れて6分(500Wの場合)、レンジの扉を開いたとたんに広がる、ショウガの爽やかな風味にやられてしまいます。う~ん、この香り! この時点で白飯にアシスト要請したくなります。ルックスも専門店のからあげのようで、ちょっと白っぽくなっているところなどはたしかに竜田揚げに見えます

白米を呼び込むショウガの風味

若鶏タツタ

 ショウガの香りに包まれつつ、ひと口食べてみると「粉ふく衣」の意味がわかります。冷凍食品とは思えない、“粉感”のある食感。フワリ、そしてややもっちりとしています。

 肉もやわらかく、衣との一体感がいい。粉感ある衣が、徐々に肉と混じり合っていきます。おまけに肉汁もたっぷり。その肉汁に溶かされるようにして、衣が肉と一体になっていくプロセスを舌で楽しみつつ、冷凍からあげでここまで肉汁が出るのかと、肉の美味しさだけでなく、現代の冷凍食品の技術のスゴさをも噛みしめてしまいます

若鶏タツタ

 ショウガの風味が和風の味わいを演出しています。飲み込む瞬間にその風味が広がるのですが、ここでも白飯が恋しくなります。この味をごはんと一緒に胃袋に押し込みたい……。そんなことを考えつつ、2個、3個と箸がのびるからあげです。

 衣には揚げたてのようなカリッとした食感はないものの、しっとりそしてフンワリしたやさしい唇触りと歯触りです。これぞ「正統派の和風からあげ」という印象です。

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