猫背の原因は背骨だけではない…「美しい上半身」を作るトレーニング3種
第一印象の良さは相手の心を掴む重要なポイント。リモートが定着した今も、画面越しに見える第一印象はその人の全体イメージを作ります。今回は第一印象をよくする上半身を美しくするトレーニングメニューをご紹介します。
姿勢の良さを作るのは背骨だけではない?
印象の良くなる理由のひとつに「姿勢の良さ」があると思います。猫背はどうしても弱さなどの印象を与えてしまうため、ビジネスの場面では決して良いものでありません。また猫背は必然的に肩幅を狭めてしまうために正面から見た印象も悪くしてしまいます。
猫背と聞くと、その原因が背骨にあるとイメージされがちですが、その原因は背骨に限ったものではありません。そこに付随してくる肋骨や隣接している肩甲骨なども大きな影響力を持っていて、これらの位置関係や関節の柔らかさ、これらの骨を繋ぎ合わせている筋肉たちの働きを向上する必要があります。
背骨を動かすことはもちろんのこと、腕や胸を動かす筋トレが重要になっていきます。
胸を開くための「フライストレッチ」
【フライストレッチ】
① 肘を真っ直ぐに伸ばして胸の前にセットします。
② 水平に腕を開きながら、腕は外側に捻ります。
③ 肩甲骨が寄り合うぐらいまで腕を開く場所がゴールです(※15回2セット)
初めに取り組みたいのが胸の筋肉を開くフライストレッチです。前屈みのデスクワークが続くと、どうしても胸の筋肉が縮まり、猫背が強まります。胸の筋肉は筋力が強いため胸の筋肉が邪魔をしてしまい、縮こまったままだと、たとえ腰を立てたとしても背中の丸みを取り切ることが難しいです。胸を開くストレッチから始めてみましょう。
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