広告でよく見る「写真編集アプリ」 本当に使えるのか、3つのアプリを検証してみた
有料プランの機能は保存ができない
Motionleapの無料プランで使っていて起こりがちなのが、「うっかり有料の機能を使ってしまい保存ができない」という状況。
有料プランの機能が1つでも含まれていると完成した動画を保存できないが、加工自体はできてしまうため、保存のタイミングまで気づかないことがある。その場合、編集画面に戻って有料機能を使っている部分を特定して削除しなければならないので面倒だ。
有料機能を使っている場合、画面右上に「Pro限定」という表示が出るので、この表示が出ないように意識しておくとよいだろう。そして、もっとも注意したいのが、有料プランを契約する場合の「無料トライアル」の扱いだ。
有料プランは、1か月契約が650円/月、12か月契約が2300円/年で、案内画面の12か月の欄には「3日間無料トライアル」と記載されている。
これを見ると、「12か月プランを申し込んで、3日だけ無料で使って解約しよう」と考える人もいるかもしれない。ところが、12か月プランの購入画面に進むと次のように表示される。
<継続は自由です。各更新日の1日前までなら、「設定」〉「Apple ID」からいつでもキャンセルできます。キャンセルしない限り、プランは自動更新されます>
「3日間トライアル」には要注意
つまり、12か月プランを申し込み、無料期間中だけ使ってやめるには、2日以内にキャンセルしなければならない。3日目のトライアル終了直前になってからでは遅いのだ。
App Storeのレビューを見ると、「トライアル期間中にやめたはずなのに課金されていた」というコメントが複数あるが、おそらくこのパターンだろう。
なお、この「トライアルの解約は24時間前まで」というのは、このアプリ限ったものでなく、iPhoneアプリに共通のルール。Apple公式のヘルプページにも、サブスクリプションの解約方法として記載されている。
そのため、解約タイミングの設定自体が問題というわけではないが、有料プランの案内ページにそのことが記載されていない点や、年間プランだけにトライアルをつけて誘導しようとする点は、ややズルい感じがする。