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プライベート重視、意外と肉食系…20代社員の印象を「#全宅ツイ」に聞く

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 産労総合研究所(東京)が発表した「2018年度新入社員のタイプ」によると、今年の新入社員は「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」とのこと。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 冬季五輪で金メダルを獲得した、女子パシュートチームよろしくスーピーディーに情報をやりとりするのが特徴なんだとか。

 不動産業界をしたたかに生き抜く先輩社員は、今どき20代社員をどう見ているのか。クセの強い不動産業界団体、「全国宅地建物ツイッタラー協会」(全宅ツイ)会員有志の声を聞いてみました。

意外と好印象な20代社員

 歯に衣着せぬツイートが持ち味の「全宅ツイ」だけに、20代社員に対しても辛辣な意見が続出するかと思いきや、意外と好印象を持っているようです。

非常に落ち着いている印象です。仕事を振る時も新人に任せているとは思えない安心感がありますね」(コンドル君)

みんな笑顔が素敵なナイスなやつら」(シュガーレス)

 ほかには20代社員の仕事スタンスから「プライベート重視」を感じるという指摘もありました。

「いい悪いは別として、お金よりも仕事のやりがいやプライベートの充実を考えている人が多いような気がします。私はプライベートを投げ捨ててお金を追い続けた結果、いい年して独身です」(匿名会員S氏)

「私のクソ業務を補佐してくれるアソシエイトの最年少が24歳の女子です。『早く帰りたい』『仕事をしたくない』『社会を憎んでいる』などと言いつつも、契約書や法令上の制限を丁寧に調べて腹落ちするまで理解する姿勢を見せます。

 彼女の心理の深い点についてはわかりませんが、こういうアンバランスさがひとつの人格に同居しているのは面白いと感じています」(あくのふどうさん)

先輩社員は20代社員のここを評価

 次に、20代社員の良い部分について聞いてみました。

「それなりに高い倍率をくぐり抜けて入社してきただけあって、みなさん頭よし、性格よしで言うことありません。いつも『私みたいなテキトーな上司で申し訳ないな』と思っていました。

 ただ聞くところによると最近の若者は『自分でやった感』『納得感』を重要視するとのことで、若いうちからガッツリと仕事を任せ、必要なときだけ軌道修正をするようにしました。こうすることで私は安心して地主のおじいちゃんたちとの16時飲酒倶楽部活動に参加が可能。まさにwin-winの関係だと思っています」(デベ夫人)

「若い人は分からないことはグーグル先生に聞いて調べるクセがついているので、初めてのことに出くわしても割と卒なくクリアしているように思います。逆におじさんたちは、グーグル先生に聞けばすぐに分かるようなことをイチイチ電話や会話で聞いてきます。

 そのときは『自分で調べろや』と思いますが、その電話一本がコミュニケーションを生んでる部分もあり、何がよいかはよく分かりません」(匿名会員S氏)

「(一部)不動産業界のオジさんがアレ」という指摘は、あくのふどうさん氏からも。

「私が普段お付き合いしているアラフィフブローカーのおっさん共の態度が世も末なので、20代の若者はとても礼儀正しく真面目で常識があると感じます。ブローカーのおっさんのなかには敬語も満足に使えない人もいるので、敬語に加えて謙譲語まで使えている20代は『やるなぁ』と感じます。というかおっさんどもの悪行で20代社員の粗相が霞んでるだけなのかもしれません」(あくのふどうさん)

 魑魅魍魎がうごめく(一部)不動産業界では、相対的に20代の評価が上がる珍現象が起きている模様です。

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