元乃木坂46が“投資家”としても成功できたワケ「常に刺激を求めてたい」
乃木坂46時代に高山一実と“投資話”
――乃木坂46在籍時から市場をチェックしていたわけですね。
中田:はい。アプリでできちゃうので、スキマ時間にちょこちょこと。いまはLINEでも見れちゃうし、もう株が簡単に買えちゃう世の中になってますよね。
――メンバーにすすめたりはしなかったんですか?
中田:別にボロ儲けしているわけじゃなかったし、お金のことだから「やりなよ」っていうのも違うなあと。ただ、かずみん(高山一実)が“ゴールド投資”の本を出したきっかけで、2人でそういう話をするようにはなりました。「いま金の値上がりがすごいんだけどどういうことなの?」って聞かれて「ああ、この株価がこうなってるから……」なんて楽屋で会話したり。
常に刺激を求めて生きていきたい
――アイドルらしからぬ内容ですね(笑)。
中田:結構、何に投資するかによって性格って出ると思うんですよ。かずみんは安定志向なので、「金(きん)」っていう現物資産が合っていると思うし、私は常に刺激を求めて生きていきたいので株が向いているんだなと思ってます。
――買っている銘柄といい、中田さんにとっては“馴染みがある”っていうのがポイントですね。
中田:実際、それで間違いなかったと思ってます。バフェットもそういう基準だったし……ってなんかすごい本の宣伝っぽいんですが(笑)。
――それにちなみ、なぜ「バフェットの投資術」についての本を出版することに?
中田:乃木坂46のメンバーが「生徒役」になって講義を受けるという本のシリーズがあって、それまで高山一実が金(きん)の本、衛藤美彩が会計の本を出版していたんです。ちょうどこのテーマになったとき、私が株をやっていたので、ちょうど良いんじゃないかっていうことでお声がけいただきました。