UberEATSだけじゃない「フードデリバリー」新興5サービスを試してみた
フィンランド発の「wolt」
「wolt」(Wolt Japan株式会社)は、フィンランド発のフードデリバリーサービス。世界23か国でサービスを展開し、日本でのスタートは2020年3月から。東京、福岡、仙台、札幌など全国14都市で利用できる。
店舗画面には、配達までの目安時間や営業時間、レビュー評価が表示。また、複数人がそれぞれのスマホで注文する「みんなで注文」にも対応する。商品によってはテイクアウトや店内飲食の予約も可能だ。
配送料は店舗により異なり、最も安いところでは99円。ただし、注文金額が1200円以下の場合は「少量配達注文追加料金」が必要となる。今回は少量注文の対象だったため、99円の配送料に220円が加算された。
iPhoneの場合は、支払いにApple Payを選ぶことも可能。また、玄関先に商品を置く非接触での配達を指定したり、配達員にチップを支払ったりもできる。
注文後の画面には、到着までの時間と配達員の現在地が表示される。「料理中」「配送中」などのステータス表示はなく、配達員の写真や名前も表示されないが、受け取りに必要な情報はこれで十分確認できる。
設定で通知を有効にすることで、配達状況のプッシュ通知を受け取ることが可能となる。また、注文状況画面のチャットアイコンをタップしたところ「3時間ほどでご用件を伺います」と表示され、配達員に直接連絡はできないようだった。
つけ麺を注文。汁のこぼれや具材の乱れなどもなく、きれいな状態で受け取ることができた。