UberEATSだけじゃない「フードデリバリー」新興5サービスを試してみた
グループ注文機能も備えた「Chompy」
DeNA出身者が立ち上げた株式会社シンが運営する「Chompy」は、2020年8月サービス開始。現在の提供エリアは、渋谷区、目黒区、港区および、世田谷区、品川区、中野区、杉並区、千代田区の一部エリアとなっている。
料理のカテゴリーや1人あたりのメニューの平均価格での絞り込みに加え、配達時間が早い順に表示を並べ替えることも可能。店舗ページのトップには、配達時間の目安と配送料が表示される。
また、「グループ注文」機能も用意されている。これは、幹事がグループ用のカートを作り、参加者がそれぞれのスマホから自分の食べたいものを注文することで、支払いは各自で行いながら、注文・配送はまとめることができるというものだ。
手数料は300円が中心だが、店舗によって異なるケースもあるようだ。支払にはクレジットカードを使い、店舗宛て、配達員宛てにそれぞれメモを追加することも可能だ。
配送状況は、到着時刻ではなく「あと〇分」の形式で表示。配達員との連絡はチャットに加えて音声通話も選択可能だ。また、配達員の移動手段も表示される。
プッシュ通知のメッセージ内にも到着までの時間が記載されているので、アプリを開かずに正確な状況を把握できる点も便利だ。
今回はサラダのみを注文。サイドメニューだけの注文でも追加料金などはかからず、標準配送料300円で届けてもらうことができた。
また、渋谷周辺の一部地域では、事前注文することで平日のランチを送料無料で届けてくれる「らくとく便」も提供されている。注文時間は前日夜20時〜当日10時59分、配達時間は12時〜12時30分に限られているが、オフィスでのランチなど決まった時間に食べたい場合には重宝しそうだ。