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「志村けんさんは感性が似ていた」研ナオコ、“アマビエ姿”からの1年間

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大悟は、志村さんと感性が似てます

研ナオコ

研:でもね、感性が似ている人と出会うのも、時間かかりますよ。だから若い子たちも、焦るは必要ない。仕事がどうのこうのとか、希望が見えないだとか、それぞれいろんなことがあると思うけど、全然焦る必要ないの。

 一生懸命生きて、人に優しくして、自分を大事にして。そうしていったら、必ずいろんないい人と出会えると思う。そしたらそこから何かが広がっていって、仕事にも結びつくだろうし、友達にもなれるだろうし。全然急ぐことはないのよ。

――アマビエの姿になってから、もうすぐ1年が経ちます。

研:私の中では、志村さんは過去形ではないですから。またなんかやろうよ、って言われそうで。また志村さんとのコントの仕事が入ってくるんじゃないかなって、待っているんです。

 まだ、いるんですよ。大悟なんか、『志村友達』という番組で、涙ぐみながら志村さんの話をする。笑ってんだけど泣いてるんです。大悟は、志村さんと感性が似てますね。優しいしね……志村さんは、いろんな芸人さんに、影響をすっごい与えてますよね。大事な人です。宝物ですね。

<取材・文/吉河未布 撮影/内海裕之>

【研ナオコ】
歌手、タレント。1953年、静岡県生まれ。1971年「大都会のやさぐれ女」で歌手としてデビュー。「かもめはかもめ」などヒット曲多数。バラエティ番組でも活躍し、2020年で歌手デビュー50年目を迎えた。YouTubeチャンネル「研ナオコ Naoko Ken」も日々更新

編集者・ライター。ネットの海の端っこに生きています。気になったものは根掘り葉掘り

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