スマホ大手3社の20GB&大容量プラン。結局どれが一番お得なのか検証
ドコモは5G大容量プランを無制限に
先に発表されている他社のプランも見ていこう。20GBプランの先陣を切ったのは、ドコモが昨年12月に発表したオンライン専用プラン「ahamo」だ。20GBで月額2980円、5分の無料通話もつくコスパの良さは大きな注目を集めた。
4G、5Gとも同プランで利用でき、500円/1GBでのデータ容量追加購入や、月額1000円の通話かけ放題オプションなどが用意されている。また、海外82の国と地域でデータ通信を追加料金不要で使える点もメリットだろう。
大容量プランは、5G向けの「5Gギガホ プレミア」がデータ無制限で月額6650円、4G向けの「ギガホ プレミア」は60GBで6550円となっている。どちらも利用データ量が3GB以下の月は自動で1500円引となる。
ソフトバンクは「LINE使い放題」で対抗
ソフトバンクは、新ブランド「SoftBank on LINE」で20GBで2980円のサービスをスタートすると発表。これは、ソフトバンクがLINEモバイルを吸収合併して登場したオンライン専用のブランドで、ネットワーク品質はソフトバンクと同一だという。
こちらも4G/5G共通のプランとなっており、5分の無料通話がつく。容量の追加購入が500円/1GB、無料通話のオプションは月1000円という点もahamoと同様だ。
同ブランドならではの特典として、LINEの利用はデータ容量にカウントされない点が挙げられる。LINEのビデオ通話などを頻繁に使う人にとってはメリットが大きそうだ。
また、大容量プランとしては、4G/5G共通の「メリハリ無制限」を発表。名前のとおり容量無制限で月額料金は6580円、テザリングは月30GBまでに制限される。他2社と同様に、月間データ使用量が3GB以下の場合は1500円引となる。