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完全栄養食「ベースフード」を3か月食べ続けて感じた、メリットと難点

暮らし

ズボラな人にこそ適した食べ物

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サイズも小さいので菓子パン感覚で食べられる

 栄養に気を使った食品というと、「食に対する意識の高い人向け」というハードルの高さを感じるかもしれないが、ベースフードはむしろ、ズボラな人に適しているのではないかと感じている

「食べるものを選ぶのが面倒」「食事のために時間を割きたくない」という人でも、必要な栄養を摂ることができるのは大きなメリットだ。1食あたりの値段はパスタが351円、パンは種類によって差はあるものの351〜387円なので、外食やコンビニ食と比べてもそれほど高くはない。

 難点としては、先述したようにパスタの塩気やパンのクセなどがあり、人によっては食べにくいと感じるかもしれない点だろうか。また、シンプルなだけに飽きないようにするための工夫も必要になる。

 もうひとつ、初心者にとってハードルになりそうなのが、通販の最低注文個数が8食からとなっている点だろう。好みに合うか分からない食品をいきなりまとめて買うのは躊躇してしまう

 ちなみに、BASE BREADは、渋谷の「サンドラッグCARER渋谷駅前店」でのバラ売りも行われている。1店舗限定ではあるものの、もし近くに行く機会があれば、まずは店舗で少数を買って試すのが堅実かもしれない。2021年は健康にも気を使いたい、でも料理や食事選びに時間を割く余裕はないという人におすすめしたいアイテムだ。

<TEXT/酒井麻里子>

スマホやPC、ガジェットといったデジタルアイテムや、ビジネスに役立つアプリ、日用品などに関する記事を執筆。Twitterは@sakaicat

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