M-1グランプリ 2020は大激戦か。優勝予想を“元芸人の放送作家”が語る
トップバッターが優位に運ぶコンビも?
やりました!M-1グランプリ決勝進出しました!今日一日、ずっと心臓を鷲掴みにされてる気持ちでした!
今年こそ!三度目の正直が人生にやってきた! pic.twitter.com/7NSriZEWM5— 見取り図 盛山 (@morishimc) 2020年12月2日
また、笑神籤(えみくじ)によって決まる出番順も、順位に大きく作用するのは承知のことだろう。たとえば、トップバッターで過去この大会を優勝したのは、初回大会の中川家以来“ゼロ”という「トップバッター不利説」がある。
「去年のニューヨークも最初じゃなければもっと高い点数だったとは言われてますね。そもそも歌ネタ自体あまり好まれていない感じもしますが……僕が推している東京ホテイソンなんかは、ほかにない印象的な漫才をするので、むしろトップバッターで“やり逃げ”しちゃったほうがいいかも」
挙げきれなかった見取り図、ウエストランドの評価ももちろん高い。
特にA氏は「ウエストランドに一撃必殺があります。『笑っていいとも!』のレギュラーになった瞬間番組が終わって、それ以来くすぶっているウエストランドのツッコミが、“ただの悪口”から“人生の悲哀”を叫ぶようになり、ぺこぱとは違うベクトルでの“だれも傷つけない漫才スタイル”が出来上がりました」と称賛する。
とにかく、泣いても笑っても20日にすべてが決まる。「過去一番の期待値」となったメモリアルな祭典を見届けよう。
【A氏の優勝予想はこれだ!】
本命:アキナ、ニューヨーク
対抗:東京ホテイソン、ウエストランド
大穴:マヂカルラブリー
<取材・文/東田俊介>