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「この人、子供だな…」と思われる社会人と、そうでない人の違い

学び

 こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今日のテーマは「“社会人の皮を被った小学生”で居続ける危険性と、その脱し方について」です。

ビジネス

※画像はイメージです(以下同じ)

ちょっとつつくと小学生レベルに戻る人

「この人は大人だな」と心底感じられる人は、あなたの周りにいるでしょうか。また、逆に「この人、本当に周りのことを考えないし、すぐ感情的になるよな」という人については、どうでしょうか。

「意外と前者は少なく、後者のほうが圧倒的に多いな」と感じられる人が多いのではないでしょうか。かくいう自分も、「この人は大人だな」と心底感じる人は、あまり多くありません。

 他人事のように言っていますが、自分自身も含めて「社会人ぶっているけど、ちょっとつつくと小学生レベルに戻ってしまう人」は少なくないと感じています。

子どもと大人を区別するのは「想像力・落ち着き」

ビジネスマン 会議

 そもそもぼくたちは何をもってして、「子どもっぽい」「大人っぽい」と判断するのでしょうか。ぼくの定義では「相手の立場をリアルに想像できる力」と「嫌なこと、思い通りにいかなくても感情を乱されず対処できる力」の2つの有無だと考えています。

 子どもっぽいな、と思われる人は、基本的に自分の立場しか考えていません。上司やお客さんの言うことももちろん聞きますが、それはあくまでも自分のためであり「これをやると相手はどう喜ぶのだろう」「どんなアウトプットを出すと、助かるなーと思ってもらえるのだろう」のように、相手の立場を慮る習慣がありません。

 また、自分の意見の正しさを疑わないため、冷静な議論もできない傾向にあります。また、自分の視点から見た正義にこだわるため、少しでも違った意見をいう人に出会ったり、自分の望んでいるのと違う状況に陥ったりすると、すぐに頭に血が上り、強い口調で非難したり、愚痴を言ったりします。

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