無印良品のレトルトカレー5種をプロが実食「バターチキンは食べ応え満点」
さまざまなメーカーやブランドから販売されているレトルトカレーですが、大手メーカーとは違うスタンスで確固たる地位を築き上げたのが無印良品。スーパーのレトルトカレーは食べないけど無印のレトルトだけは買って食べる人もけっこういるんですよね。
ただ、無印良品のレトルトカレーを選ぶときに困ってしまうのがその豊富すぎる商品ラインナップ。あまりにも種類が多いのでどれを買ったら良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな無印カレー選びの参考のひとつとなるべく、無印良品のレトルトカレーを3回に分けてレビューしていきたいと思います。初回は無印人気を支え続けている宮城県のメーカー“にしき食品(にしきや)”が手掛けるインド系レトルトを食べ比べてみましょう。
※今年(2020年)4月から新しい食品表示法が適用されることになり製造メーカーがわかるようになりました。
プラウンマサラ:ほどよいピリ辛感
こちらはプラウンマサラ。南インドのシーフードカレーを手本に作られた南国感あふれるエビカレーになります。
南インド式シーフードってことでココナッツミルクがベースになっているのですが、エビの風味がたっぷり溶け込んだココナッツミルクにはターメリックの甘い香りとコリアンダーの爽やかな香りが広がり、ほどよいピリ辛感でまとめ上げる! 粒々のマスタードシードも入った南インド料理好きも納得の美味しさなんですよね。
エビはレトルト具材としては高価なためボイルエビが数個入る程度になっていますが、満足感がしっかり得られるようタケノコも入っていて、このタケノコのシャキシャキ感が良いアクセントに。
ご飯とそのまま食べても美味しいですが、レモン果汁(ポッカレモンなど)をライスにかけていただくと、爽やかな酸味がアクセントになってさらに美味しく楽しめるのでオススメですよ。
辛さ ★★☆☆☆
香り ★★★★☆
具材 ★★☆☆☆