男性がVIOの医療脱毛をやったら…

自ら脱毛手術も挑戦し、その模様を発信している

　ビヨケンさんは陰部周辺のVIOの医療脱毛も実践済みだ。料金はだいたい1回2万～3万円で、光・蓄熱式・レーザーの順に料金と脱毛効果が高まる。施術の間隔はだいたい1か月半程度だが、「O脱毛後に感じた清潔感は、これまでにない感覚でした。美容だけでなく、衛生面でも重要だと思います」と語る。

「施術中は、下半身裸でうつ伏せの姿勢です。VとIをやる場合はあおむけにもなるのでもちろん最初は抵抗がありました。施術中に勃起してしまう男性も少なくないようですが『当たり前なので気にしないでOK』ということでした（笑）」

　カミソリ・ひげ剃りのシック・ジャパンが行った調査では、7割以上の男性が体毛を「処理したい」、「どちらかというと処理したい」と回答。

　また、マクロミルが行った、美容に関するアンケート調査（2020年2月実施）では、「体毛が毛深い、または整っていない男性についてどう思うか」という質問に対し、7割以上の女性が「嫌だ」、「少し嫌だ」と回答。若い世代ほど、ムダ毛NGという認識なのだ。

30代からのシミ・シワ治療は「投資」

　年齢とともに増えるシミ、シワやホクロなどを隠すため、30代を過ぎてからも見た目を維持するのであれば、ファンデーションなどのメンズコスメも欠かせなくなってくる。

　ビヨケンさんによると「息をするように男性が化粧する時代」がいずれくるという。他方、その前にスタンダードな存在になりつつあるのが、シミ・シワを改善するレーザーやIPL治療だ。

　ビヨケンさんは自らIPL治療である「フォトフェイシャルM22」を体験。シミとたるみなどの治療を行っている。フォトフェイシャルはシミ治療の中でも最もポピュラーなものの1つで、全国の美容皮膚科で受けることが可能。費用は1回あたり1万～2万円が目安。

「機械を使ってシミを除去するのですが、肌の黒い部分（シミ、ホクロなど）に光を照射するので、かなり痛いんです。特にシミの除去は激痛で、施術してくれた先生によると泣き出してしまう人もいるとか（笑）。施術後のシミは1度色が濃くなった後、1週間くらい経つとかさぶたのように落ちるのが新鮮でしたね」