たるんだお尻を鍛える。階段を使った効率良いトレーニング
人間以外、特に四つ足動物で速くて長く移動できるものは、お尻の筋肉が引き締まって立派です。
人間も本来ならば同じようにお尻の筋肉を使って歩いていましたが、昨今のデスクワーク文化やテクノロジーを駆使した移動手段により、歩く時間の能力も低下して歩幅が小さくなり、たるんだお尻が目立つようになっています。
なるべくお尻の筋肉を使えるように歩幅を大きく、そして後ろ脚を意識して地面を強く蹴るようにしましょう。
何もないときにも筋肉を使ってみよう
電車を待つ時、コピーを取る間など立ちっぱなしで何もしない時間があるはず。そんなときにおすすめなのは爪先立ちです。爪先立ち自体はふくらはぎの筋肉を鍛える運動ですが、そこにひと工夫を重ねるだけでお尻の筋肉を鍛えることができます。
足の幅を「拳ひとつ分」程度、離したら爪先立ちを目一杯行い、その状態でかかと同士を強く押し合います。こうすることによってお尻の筋肉に力が入ってお尻の側面にエクボが生まれます。
身体の動きがないときにも手軽にお尻を鍛えられる面では効率が良いトレーニングになるでしょう。
<TEXT/ヒラガコージ>
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