コロナ離婚を迫られて…浮気調査したら、妻の態度が急変した理由
外出を控え、自宅で過ごす時間が増えたことでストレスを抱えているのか、些細なことで衝突する夫婦が急増。ほかにもDVやモラハラの被害も多数報告されており、離婚まで至ったケースも少なくないようです。
モラハラを理由に離婚を迫る妻
大手化学メーカーに勤める山垣俊作さん(仮名・29歳)も妻からコロナ離婚を迫られた一人。それも「身に覚えのないモラハラをでっちあげられて慰謝料を請求されそうになった」と本人は言います。
「4月下旬の連休前、妻から急に離婚を迫られました。『今後の話は弁護士を通して』と言って家を出て行ってしまったんです。翌日、その弁護士さんから連絡が来て、離婚の原因は私のモラハラにあること、慰謝料を求めていることを言われました。正直、僕のほうが口の達者な妻にいつも文句を言われていた側で、なぜ自分が加害者側なのか理解できませんでした」
ただし、改めて考えてみると、以前から奥さんの行動や態度には不審な点はいくつもあったとか。
「ウチはまだ子供もなく夫婦共働きでしたが、昨年の夏ごろから残業を理由に妻の帰宅が11時を過ぎる日が月に何度かありました。あと、それまで一度もなかった泊りの出張も入るようになったらしく、たびたび家を空けていました。妻は『異動になって忙しくなった』と話していて、それを信じていましたが、離婚を迫られたことで、浮気相手と過ごすためのウソなんじゃないかと思ったんです」
妻は職場の上司と不倫していた
相手が弁護士を立てた以上、自分ひとりでは不利だと思った山垣さんも弁護士に相談。浮気について証拠が必要になりますが、奥さんは自宅に置いてあった自身のパソコンやタブレットも持ち去ってしまったため、そこから証拠を集めることは当然できません。
すると、興信所を使っての浮気調査を提案されたそうです。
「お願いすると、10日ほどで証拠写真付きの報告書をいただき、浮気相手マンションにその男と出入りする妻の姿が写っていました。相手は妻の職場の上司で、私たちの結婚式にも来ていた方でした」