コロナ禍の学びで急成長「エドテック」って何?ビジネス領域で可能性も
A. 創造的な問題解決力を育む教育手法
「STEAM教育」とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(ものづくり)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取って作られた言葉。これらを複合的に学んで創造力や問題解決力を育むための教育手法のことです。
具体的には、プログラミングしたロボットを制作したり、ゲームやアプリの制作を通じてテクノロジーを楽しんで学びます。文部科学省は2018年にSTEAM教育を奨励することを発表をしています。
ただし、この教育を推進するためには、プログラミングを子供に分かりやすく、楽しく教えられる教育者や教材が必要であり、生徒側にも、学ぶためのパソコンやタブレットなどの環境が必要ですが、普及率は十分とはいえません。
今の時点ではさまざまな課題がありますが、未来の子供たちの教育には欠かせない視点になっています。
<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/岡田ちほ(SPA!DOL)>