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飲食店社員を「底辺じゃん」と見下す27歳男の正体

学び

 毎日、仕事をして生活のための収入を得る。当たり前のように聞こえて実はとても大変なこと。しかし、そんな仕事を一生懸命している人をバカにしたり、見下したりする人もいるようで……今回は、友人に仕事をバカにされた男性のエピソードをご紹介します。

ニート

※イメージです

同級生とSNSでの再会

 都内の飲食店で社員として勤務している有田光博さん(仮名・27歳)。同じ世代の友人たちよりも多少収入が少ないことはわかっていましたが、好きな仕事ができていることに満足していたといいます。

 そんな有田さんはSNSにも仕事の楽しさや面白いエピソードを書き込むことが多く、フォロワーにも好評でした。ある日いつものようにSNSをチェックしていると、新規フォロワーの通知が飛び込んできたのです。

「飲食関係の人は割と知らない人でもフォローしてくれるのですが、今回は名前に見覚えがあって。プロフィールを見てみたら中学から高校まで一緒だった友人のHくんだったんです。嬉しくなってすぐに連絡をしました」

LINEでのやり取りでバカにされる

 学生時代の友人であるHさんとSNSで再会した有田さんは、すぐにDMでやり取りし、LINEを交換しました。そして、そこから思い出話やお互いの現状などをやり取り。そこで有田さんの今の仕事についても触れました。

仕事

「SNSに仕事についてなんとなく書いていたので、Hくんも知っていました。話の流れで収入を聞かれたので話したら、そこからHくんの様子が変わって……なぜか飲食業自体や僕の収入をバカにしてくるようになったんです

 当初はLINEで楽しく会話していた2人。しかし、Hさんは有田さんの収入を知るやいなや見下すような発言を連発し始めたのです。以降も収入や仕事について、LINEで嫌な言い方されることが多く、有田さんは連絡を取るのを避けていきました。

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