在宅勤務で4キロ減。20代リーマンが「やせる習慣」をつけられたワケ
ダイエットに成功した2つの要素
ランニングは過去に何度も挑戦してきた杉島さんですが、1週間も続けられませんでした。しかし、今回は2か月以上継続できており、173cmで75キロあった体重は71キロまで減量に成功しています。
その秘訣はリモートワークの環境下におけるランニングの「必要性」の意識の高まりと、「継続しやすい環境」の2点だといいます。
「自宅に引きこもっていた自分にとって、久しぶりにランニングしたときの爽快感が今までにないほだったんです。朝から走ったのですが、頭がすっきりしてその日の仕事がとてもはかどったのです。
また思っていた以上に、自分の気が滅入っていたことに気付きました。このまま何もしなければメンタル不調になるかもと感じたのは今回が初めてです。少し強迫観念に近いかもしれないですが、このくらい強い危機意識を持てたのはリモートワークのおかげだと思います」
ランニングの習慣化に最適?
これまでは前日の飲み会や残業などが原因で、1日でも走れない日があるとすぐに走るのを諦めていた杉島さんでしたが、リモートワークでは基本的にこのようなイレギュラーは発生しません。そのため、自分のペースが作りやすく習慣化できたといいます。
「SNSで私のようにランニングを始めた人と繋がれたのも大きいですね。毎日、ランニング中の写真をアップして継続日を記録しあうと励みになります。今はその人と一緒にマラソン大会に出るのが目標です。自粛期間なので、まだ会ったことも、会う予定も立てられていないですが(笑)」
ほかにも、ミルで挽いた淹れ立てコーヒー飲み放題などの「ご褒美」も用意するなど、杉島さんはリモートワーク下でランニングを続けやすい環境をつくり、習慣化に成功しました。そのメリットはかなり大きいと実感しているようです。