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ワークマンプラスの“高コスパアウター”を発見。シンプルにまとめれば上品に

暮らし

最適なサイズ感を見極める

 2000年代中頃~2010年代中頃まで、「ジャストサイズで服を着ればOK」という考え方が浸透していました。ところが、その後ビッグシルエットの風潮がはじまり、今ではカジュアル系アウターは大きめに着ることが主流です。

 このカジュアルブルゾンにおいても、私(身長172センチ・体重68キロ:通常M~Lサイズ)は、LLサイズをチョイスしました。Lサイズも試着しましたが、ジャストサイズで丈が短く、古臭さが拭えません。

 90年代をオマージュした雰囲気ではなく、モータースポーツの競技用ユニフォームの印象から抜け出せませんでした。そこで、ビッグシルエットで雰囲気をつくったのです。肩が落ちるようなオーバーサイズで今っぽい感じをつくりました。

インナーはシンプルに

ワークマンプラス

ユニクロの商品と組み合わせてみた(筆者近影)

 このアウターに様々なインナーを試してみたところ、「クルーネックの白T」と「黒いスキニーパンツ」がいちばんハマりました。ユニクロのウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ(黒)に、ユニクロUのクルーネックT(白)で上品にまとまります。

 ブルゾンの袖が黒で切り返されているため、細身の黒いパンツが良く合います。また、インナーはシンプルに白いクルーネックを合わせることで爽やかにまとまりました。スニーカーもいろいろ試しましたが、黒を基調としたものが黒パンに相まって足長効果を期待できます。

 ボリューミーなオーバーシルエットのシューズを合わせることで、90年代のリバイバルのような恰好に昇華するのではないでしょうか。これはまさに「デザイン=独自のカッコよさ」と「ファッション=流行」を両立させている印象です。

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