研修先はゴキブリだらけ。同期100人の“刑務所っぽい”研修とは
同期の結束が固くなり絆が生まれた
振り返ってみると、辛い経験を全員で乗り越えたからこそ、かえって同期の結束が固くなったと豊川さんは語ります。今では配属先はバラバラですが、定期的に集まってお酒を飲みながら、昔の思い出話に花を咲かせているそうです。
「今年は新型コロナの影響で、オンラインでの研修になったと聞いています。あの研修を避けられたのはラッキーですが、同期の絆を深めるチャンスがなくなったのは、残念に思いますね」
テレワーク化が進み、オンラインでできることが増えたからこそ、オフラインでのコミュニケーションが、より大切なのかもしれません。とにかく1日でも早く、新型コロナが収束することを祈るばかりです。
<TEXT/黒岩秀利 イラスト/デザイア恵利>