グラドルが中古タワマンを買ってわかったこと<倉持由香×のらえもん>
いろんな“不動産おじさん”に惑わされる
――す、すごい高級マンションですね……。購入にあたって、情報収集はどのようにしたんですか?
倉持:お仕事でいろんな方に出会うので、マンションを買った人がいたらとにかく話を聞きまくってました。でも聞く人、聞く人、違うことを言うんですよね……。「オリンピック後に価格が暴落するからやめたほうがいい」とか、逆に「いや、買うなら今でしょ!」とか。どれが正解なんだよ〜!って(笑)。
のら:(笑)。世の中には、いろんな不動産おじさんがいますからねぇ。“今は買い時じゃないおじさん”は多い。
倉持:迷っているうちに、36万円の家賃は月々消えていくし、使わないプールやジムの管理費を払い続けるのも悔しいし、どうしたらいいんだ! とパニック状態でした。
のら:となると、倉持さんが購入に踏み切れたのって「すごく高い家賃を払ってるから」っていうのもあるんですね。
倉持:そうですね。家賃を払い続けるために仕事をすごく頑張ってきて、前の家は最上階にプールとジムがあって、最初は「わぁ、夢みたーい!」って思ってたんですけど、ジムは年に2、3回、プールにいたっては最初のほうに2回くらいしか行かなくて。「高い管理費払ってるのに意味ないな」って思うようになりました。そういう無駄なお金を払うのをやめたいから買っちゃおうと。
個人事業主夫婦でもローン審査は通る?
のら:素晴らしい判断だと思います。そして、お買い得の物件を買ってるし(こっそり物件名を教えてもらいました)。お買い物上手なんじゃないかな。
倉持:めちゃくちゃ嬉しい! あとは「ローン通らないんじゃない?」おじさんもいました。夫婦2人とも個人事業主で不安定な仕事だから「一括で買えるならともかく、賃貸にしとけば?」って。でも「フラット35」で、2人の2年分の確定申告を出したらあっさり通ったので拍子抜けしました。
のら:個人事業主の人はある程度所得をコントロールできますから、わざわざ税金が高くなる個人所得を高く申告するメリットがあまりないんですよ。だから経費を載せて所得を下げて申告する人が多いんですよね。
でも、フラット35含む銀行の住宅ローン審査は個人所得を見るわけで。節税がんばった結果、実収入は十分多いのに希望の住宅ローンが通らなくて泣く人が多い。倉持さんも、旦那さんもきちんと真面目に申告されてたということでしょう。返済はお2人で?