20代の“新婚生活離れ”とは? ハネムーンなしで妊活・保活をスタートも
子育て後の“第二の人生”を見据えている
まさに計画通りに事を進めようとする友人たちの結婚生活。彼女たちは、20代で結婚したことに後悔はないのでしょうか。
「なんでも、若いお母さんであることにアドバンテージを感じているようでした。今は高齢出産も増えたので、若いママって一種のステータスみたいに思っているようですね」
彼女たちに共通するのは、仕事もこなしながら育児もしたいというワーママ願望だと言います。里香さんは、20代で妊娠や出産を経験した彼女たちに、いったい、いつから子どもを持つことを考えていたのか聞いてみたそうです。
「どうやら、結婚相手とは、結婚の前段階から、すぐに子どもを持ちたいと話し合っていたようでした。早く結婚して、家もローンを組んで購入して、子育てがひと段落する頃に、自分の時間をたっぷり取りたいみたいです。まだ20代なのに、すごい先まで考えていますよね……」
収入や容姿よりも重視するポイントは…
また、婚活中の女性には結婚相手の収入や、職業、相手の容姿などにこだわる人も多いですが、20代は「家事や育児を分担できるかどうか」を重視する傾向にあると感じているとか。
「よく聞くと、みんな結婚前から、産後の家事負担の分担を相談していました。なかには、旦那さんが育休を取得していたりするケースも。
相手の職業や収入よりも、どれだけ育児や家事に協力的かのほうが、重要みたいです。仕事は出産してからも続けている子が多いので、“私も働くから、あなたも同じくらい育児をしてほしい”というスタンスなのでしょう」
結婚相手に求める条件や、結婚後のライフプランへの考え方は、多様化してきていると言えそうです。
<取材・文/池守りぜね イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>
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