海外旅行、バー、子供…LINEで「謎の写真」を送ってくる同僚に困惑した話
赤ちゃんの写真を素直に喜べず
「でも、俺が卑屈で、性格が曲がってるからそう思うのかもしれません。心のどこかで彼を妬んでるんでしょうね…」
そのことを実感したのは、よしゆきさんに息子が生まれた時でした。当然、写真好きですから、赤ちゃんは絶好の被写体です。アーティスティックに撮影した渾身の1枚をさとしさんに送ります。
「ぶっちゃけ、赤ちゃんって、可愛いかブサイクなのか分かんないんですよね。どれ見ても同じっていうか…」
そして、さとしさんはその時、心の中にモヤモヤしたものを感じたと言います。
「俺は、どっちかというと、モテないタイプで、長い間、恋人もいないのに……。彼は、結婚して子供まで作っている。そういう、格差みたいなものを感じて辛くなってしまいました」
便利さが仇になって人間関係に摩擦が…
しかし、さとしさんは、心の中でモヤモヤを抱えつつ、それを直接、相手に伝えることはしませんでした。
「小さい男だって思われるのも嫌ですし、それに、イライラはするんですが『送るのをやめて』と言って、関係が拗れたりするのも嫌です。だからこそ、困ってるんです」
よしゆきくんのカメラ熱が冷めるのを待つばかりですよ、と苦笑いを浮かべました。
簡単に撮った写真を送ることができるのは、今となっては当たり前ですが、少し前はそう簡単にできるものではありませんでした。必ずしも便利になることがプラスになるというわけではないようです。
<TEXT/bizSPA!取材班>
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