花粉症シーズン「空気清浄機」を部屋の床に置いてはいけない理由
花粉シーズンの水拭き掃除には要注意
花粉シーズンは、症状を和らげるため、念入りに掃除をする人も多いですよね。例えば、床を拭くとき、どのようにしていますか? 濡れた雑巾で拭いていませんか。実はそれ、NGです。
蒸れた雑巾で床を拭くと、花粉が破裂してしまい、さらに微細な粒子になってしまうんです。しかも、軽いからいつまでも空気中に漂っているのも厄介なポイント。
吸い込むと気管支を傷つけて、喘息などになってしまう危険性もあります。なので、濡れた雑巾で拭いた後、すぐに乾いた雑巾で拭き取りましょう。
外出時は対策グッズを活用して
そして、外出時のポイント。
最近は、花粉の侵入を防ぐフィッティングマスクや静電気の発生しない素材を使用したコートなど、対策グッズも進化しています。ぜひそうしたアイテムを積極的に活用しましょう。
保湿力の高いクリームも有効です。肌のバリア機能が低下すると、花粉で痒みが出たりしてしまいます。しっかりと保湿をし、肌もケアしてください。
最後に、自律神経が乱れると免疫力も下がってしまいます。すると花粉の症状が悪化するなんてことも。だからこそ、しっかりと睡眠をとって、納豆などの発酵食を食べ、趣味などに熱中して楽しく過ごしてください。
※当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
※当記事は、「#花粉症バイバイ」を編集のうえ掲載
<記事監修/王青躍>
【王青躍】
埼玉大学大学院理工学研究科教授。環境化学や有機資源化学を応用する研究に重点におき、エネルギー資源・素材と地球環境化学の両分野への研究を通じて、地域や国際社会へ貢献できる実用化研究を積極的に実施している。