ビールをそのままお鍋に。話題の「ビール鍋」を作ってみた
具材がいい感じに煮立ってきたら完成
超シンプル。純度100%のビール鍋ですが、拭えぬ不安……。今回は「ビール鍋」と同時に、発泡酒で煮込む「発泡酒鍋」も作って比べてみることにしました。
煮込んでしばらく経つと強烈な泡が……!「ビールの泡かな!?」なんて騒いでいたら、これはただの「灰汁(あく)」とのこと。しっかりすくいましょう。
沸騰するとビールの香りがフワ~ッと漂います。発泡酒のほうが少し酸っぱい香りがするかも。
10分くらいして具材が煮立ってきたら、完成&いただきます。
肝心のお味は「意外とまだ苦い…」
肝心の味はというと……あれ、意外と苦い。
ビールのみで煮込んでいるわけだから当然ですが、想像よりビール感は強めです。食べられないことはないけれど、コクや旨味に欠けて、美味しいかと聞かれると……う~ん。アルコール自体は沸騰してかなり飛んでいるのですが。
ネットでは評判のレシピだったのに、どこがいけなかったのでしょうか。この日、取材場所としてお借りしたのはJR神田駅にあるフレンチバル「シャンヴェール」さん。ミシュラン2つ星と世界のベストレストランに選ばれたフレンチの名店で修行を重ねたオーナーさんのお店です。
そこで、オーナーに協力していただき、この鍋をより美味くすべく改良してみました。アドバイスを元に、加えたのが「白だし」。イチビキの「あわせだし白だし」を利用しました。