座りすぎで病気になる人の特徴。2つのストレッチで解消しよう
座り姿勢が多いビジネスワーカー。いくら良い椅子や良いクッションを使っていても、同じ姿勢が続くと疲れてしまうのは仕方ありません。
これが続くと疲れにとどまらず、腰やお尻の痛みに続きます。特に怖いのが坐骨神経痛などの神経系の障害。痛みやしびれが続くことはとても大きなストレスです。今回はデスクワークが多い人にオススメのストレッチをご紹介します。
現代人に多い「座りすぎ症候群」
本来楽な姿勢である座り姿勢。しかし、これも続いてしまうとお尻の筋肉たちが硬まっていき、かえって疲れになってしまいます。
特に筋肉量の低下が著しい現代人は椅子の座盤があたるお尻の筋肉が薄くなっている事などからお尻を通る神経を直接圧迫してしまい、下半身への痛みや痺れなどの不快感を受けやすくなっています。これが「座りすぎ症候群」です。
特にお尻の真ん中あたりにあって、足を外側へ捻る時に働く梨状筋は椅子に座ると余計に硬くなりやすい筋肉ですし、座った際に座盤へダイレクトに当たったしまう筋肉のため、デスクワークが続く皆さんには注意が必要な筋肉です。
また、梨状筋の近くには神経が通っているため、梨状筋が硬くなってしまうだけでも神経障害を起こす可能性もあります。
脱・座りすぎ症候群のストレッチ
座りすぎによって硬くなってしまった筋肉を伸ばしていきましょう。
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<大臀筋ストレッチ>
① 仰向けに寝ます
② 右膝を立てて、左膝を曲げたら、右膝の少し上に左足を置くように「四の字」を作ります
③ 右手を右足の外側から、左手を股の間から伸ばして右足を持ち、左足を抱えるようにします
④ 右足を体のほうへ引きつけると、左足のかかっている左のお尻が伸ばされていきます
※左右3回ずつ2セット/日
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伸ばしている大臀筋は表層部にある面積の広い筋肉です。しっかり伸ばすために1回の時間を長く取ってゆっくり伸ばしましょう。