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自己PRできる経験がなくても面接で上手くいく3つのポイント

学び

② 魅せ方(比較、逆説)

 続いて、自己PRにおける「魅せ方」は具体的にどうやって補えばいいのか? 考えていきましょう。以下の2点の手法を用いることで文章の印象が大きく変わってきます。

・比較
・逆説

「比較」は、ただ淡々と自身の魅力をPRするのではなく「他者と比べて何が強みなのか?」を述べるということです。要は自分を絶対評価で語るのではなく、相対評価で語るということです。

 これにより、自身の言葉に客観性と説得力を付与することができます。例えば、みなさんは何かモノを買うときにその商品カテゴリのランキングを調べたりしませんか? これは商品単体を評価するより、他の商品と比較した上で評価するほうが納得度が高まるためです。よって、他の人やモノ・コトと比較して、どの点が魅力なのかを自己PRに盛り込むことを意識しましょう。

「逆説」に関しては、自己PRにおける「やったこと(思考/行動)の重要性」に納得度を持たせるために「もしやらなければどうなってしまっていたのか?」を併せて語るとよいでしょう。これこそが、あなたの思考、行動の「価値」そのものだからです。

 例えば世の中から冷蔵庫が消えたとき、それによって世の人々が困る項目の中で、他のモノで代替解決できない(できたとしてもコストが高い)項目こそが「冷蔵庫の価値」そのものであると言えます。

 上記2点を自己PRに盛り込むだけで、かなり内容の魅せ方が改善されます。

③ 簡便性(例示)

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 最後に「簡便性」について。自己PRにおける簡便性は具体的にどうやって補えばいいのか? 考えていきたいと思います。

 ここでは「例示」に注意してみましょう。要は例え話です。聞き手に当事者意識を持たせることで、自分の話を“自分事”として、前のめりに聞いてもらえるのです。

 そしてなにより、重要なのは例えの「テーマ設定」です。なるべく相手に自分事として受け取ってもらうためには、相手の得意な分野で例えることが望ましいと言えるでしょう。サッカー経験者ならサッカーで、専業主婦は家事で例えられれば、理解しやすいし、共感性が増します。

「相手を自分事にさせられる例えのテーマ」がわからないときは、なるべく世の中の大多数が経験したことがあって、イメージできるテーマにすると良いでしょう。私が冷蔵庫を例に出したのはこの理由からです。

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