夢の年収1000万円を時給換算すると見えてくる、あなたが今すべきこと
時給1000円の仕事、3000円の仕事、5000円の仕事
では、時給5000円の仕事とはどのようなものなのでしょうか。また、それよりも低い時給の仕事とはどのようなものでしょうか。私の経験から、ご紹介したいと思います。
時給1000円の仕事は、一般的にはスキルや積極性は不要で、ただ言われたことを粛々とこなせればつけるケースが多いです。自ら積極的に提案したりアイディアを出すことなく、ただ言われたことをこなしていく。そういう仕事の場合は、時給が1000円周辺に設定されているケースが多いです。
このような仕事の場合、自ら考えて動く習慣がつかず、貢献感もそこまで強くないため、あまり楽しくありません。それでお金もそこまで稼げないのですから、「仕事はだるい」「金さえあればすぐにでもやめたい」となってしまうのも当然でしょう。
時給3000円の仕事は、なんらかのスキルがあり、「その人でないとできないこと」を活かして仕事をしているケースが当てはまります。英語に秀でている通訳や翻訳家の方、ハイスキルなプログラマーがあてはまるでしょう。自分が今まで培ってきたスキルを存分に活かし、普通の人ではできない、もしくは大変時間がかかることをどんどんこなしていく、そういう人が時給3000円を得ることができます。
時給5000円の仕事は、なんらかのスキルを保有しつつも、それだけに執着することなく新しいことをどんどん学び、周りの人を導きながら仕事を進められる人に与えられます。ひとりで自分ができることをこなすだけでは、その仕事だけしかできません。
しかし、常に学ぶ姿勢や周りの人を活かして大きな仕事をする意識があれば、一人ではできない大きなプロジェクトも成功に導くことができます。年齢関係なく、このようなマインドを持って仕事をできる人は、時給5000円以上 = 年収1,000万円に到達する可能性が高いのです。
今はあまりスキルがなくとも、毎日一定の時間を取って勉強したり、何らかのプロジェクトでリーダーを募集しているときに思い切って手を挙げてみる……そういうことができる人は、現時点の年収が高くなくても、すぐに稼げる人材になっていきます。本気で仕事を楽しみ、それに応じた収入を受け取りたいのであれば、ぜひ今すぐにでも実践してみてください。
自分が今、実施している仕事は、果たして時給1000円なのか、時給3000円なのか、時給5000円なのか、今一度振り返ってみましょう。なんとなく「年収1000万円ほしいなー」とぼやいているよりも、よほど年収1000万円の近道かもしれませんよ。
楽しく仕事をしつつ、豊かな生活を送れる人が一人でも増えますように。
<TEXT/Shin>