だるい仕事でも「楽しむ力をつける」5ステップ
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「“仕事を楽しむ力”を鍛える5ステップ」です。
ぼくは大学生のときに「仕事を楽しむことができれば、ポジティブな気持ちで毎日過ごしつつ、しかもお金ももらえるのだから、実質不労所得みたいなものでは?」みたいなこと考えていました。
毎日8時間「だるい仕事」をしてないか
仕事をどう捉えるかは本人の自由ですが、毎日8時間も「だるいな、つらいな」と感じながら過ごすの、シンプルにイヤじゃないですか?
なかには「いやいや、つらい思いをしていないと仕事をした気がしない!!」と思う人もいるかもしれませんが、普通は「どうせなら楽しく仕事をしたい」というのが人情です。
とすると、「楽しい仕事をする」もしくは「仕事を楽しむ力をつける」のどちらかをする必要があるのですが、後者のほうがより確実なプロセスが確立されていると、ぼくは思っています。
なので、変に好きな仕事探しに時間を費やすよりも「楽しむ力をつけるトレーニング」をして、早めに仕事を楽しめる人になるほうがスジが良いのです。そのトレーニングは実はシンプル、以下の5ステップをこなしていくだけです。
1. いい指導者に師事する
2. 全体像を把握する
3. スキルを尖らせる
4. 結果を叩き出す
5. 周りに共有する
受験時代に世界史を得点源にしたときの話がわかりやすいと思うので、それをベースに解説していきますね。
「仕事を楽しむ力」を鍛える5ステップ
ぼくは、もともと学校の世界史の授業がつまらなすぎて、ずっと寝ていました。それで成績は上がるはずがなく、途中で予備校に通うことにしました。そこの先生の教え方が神レベルに上手だったのです。
ユーラシア、南北アメリカなど各大陸で起こっている事象の関連性や、メインとなる人物のバックグラウンドなどをユーモラスに解説してくれて、その板書がめちゃくちゃ整理されていて、感動ものでした。それをノートに書き写していくだけで、その時代の全体像がバンバン頭に入っていくようになったのです。
全体像がわかると、無味乾燥に見えた各事象が一気に面白味を増して、あんなにつまらなかった山川の教科書や用語集がマンガレベルに面白くなっていきました。ただ読むだけでは飽き足らず、予備校の先生のノートを完璧に再現できるまで何度も、何度も復習しました。
その結果、学校の先生に当てられようが、友達に何を聞かれようが、パーフェクトに答えられるようになりました。学校の定期試験や模試も9割を切ることはほとんどなかったように記憶しています。そうしていくうちにクラスの中で「世界史ならこいつに聞けばいい」という存在になり、周りに教える機会が増えていきました。
それでさらに世界史が好きになり、成績も上がり続けました。あんなにつまらなくてずっと寝ていた世界史が、いつのまにか大好きで結果も出せる教科になったのです。