早すぎる海外旅行の予約は危ない?予定変更でトラブルも
旅行好きな経験者は、ゴールデンウィークやお盆期間など大型連休に合わせて、とても早めに計画を立てます。
人気のツアーや割安な便は、1年以上前に売り切れてしまうこともあるので、常に先んじて旅行を計画するそうです。そうやって旅費を抑えていた女性に、ある悲劇が訪れました。
大型連休は1年以上前にチケットを抑える
藤田美由紀さん(仮名・27歳)は、海外旅行が趣味の専門商社マン。会計の仕事をしており、就活も「連休の取りやすさ重視でした」と語ります。
「学生から海外旅行が好きだったので、社会人でも続けられる会社に入りました。おかげで連休に有給休暇をつけながら、いろんな国に行けています。昨年はベトナムでの日本祭りや、ランタン祭りを楽しもうということで、お盆期間にベトナム・ホイアンへの旅行を計画していました」
藤田さんは大型連休期間の旅行の際は、いつも1年以上前から航空券やツアースケジュールを抑えるそうです。
「暦通りのスケジュールで休む人々って、みんな同じ日に旅行に行きますよね。日中の便とか、お得なツアーと航空券は、早い段階ですぐなくなってしまうんですよ。連休の予定は、1年以上前からチェックしておいて、早めにホテルやチケットを確保しています」
早めの予約が仇となる…格安航空の思わぬ穴
しかし、そんなに早く予約を取ってしまって、急に予定が変わってしまうことはないのでしょうか?
「確かに急な予定や休みの変更で旅行がパーになってしまうこともあります。昨年のベトナム旅行を計画していたときも、たまたまLCC系の航空会社でチケットを取ってしまっていたことで、キャンセルの申請に手間取られることになりました」
格安の航空券は、キャンセルの際の条件も利用者側に不利なイメージがあります。安ければ、安いほどその傾向も強く、場合によってはキャンセル不可の会社もあるようです。
「その時は、航空会社から直接チケットを買っていたこともあり、チケットの発券もまだだったので、電話でキャンセルの申請をしました。LCCでチケットのキャンセルをする時は、チケットが発券される前のほうがキャンセルしやすいです」