青春18きっぷで「東京~浜松間」をお得に移動。乗車してみた
京都・新大阪方面は、名古屋で乗り換えを
終点・豊橋で、先発の特別快速大垣行き、次発の区間快速米原行きのいずれかに乗り換える。
ここで注意したいのは、区間快速米原行きは終点に到着しても、乗り換えの列車は北陸本線23時32分発の普通列車長浜行きのみ。東海道新幹線および、東海道本線下りに乗り換え列車はないのである。
その日のうちに京都・新大阪方面へ急ぐ場合は、名古屋で東海道新幹線に乗り換える。青春18きっぷで東海道新幹線は利用できず、別払いとなるが、名古屋22時08分発の〈ひかり533号〉新大阪行きに乗ると、米原で東海道本線22時42分発の普通列車京都行きに乗り換えられる。
さらに、途中の野洲で始発の新快速西明石行きに乗り換えると、新大阪0時18分、大阪0時22分、終点西明石には1時10分に到着する。青春18きっぷ1日分は日付が変わり、0時を過ぎて最初の駅まで有効だが、東海道本線京都―西明石間は「電車特定区間」なので、「終電まで有効」という特例がある。
<取材・文・撮影/岸田法眼>