実写『ライオン・キング』の吹替にミキ・亜生。声優芸人4人の活躍
浜田雅功:関西弁キャラを10年演じる
10年続いた『シュレック』シリーズ。主人公シュレックの関西弁イメージをしっかりと植え付けたのは、ダウンタウンの浜田雅功さん(56)。
浜田さんの関西弁は作品を壊してしまうという不安の声もありましたが、声優業に慣れていなかったからこそ、不器用で孤独な主人公のキャラクターを見事に表現していました。
シリーズ完結編の『シュレック フォーエバー』での舞台挨拶では、「毎回言ってるけど、周りの人が上手いんですよ。自分がやったのは合ってたのかと思ってしまう」と葛藤を明かしつつ、「監督に何度『お前がやってみろ!』と言いそうになったかわからない」と、浜田さんらしい発言で笑いを誘っていました。
バナナマン:コンビで主役を務めたことも
7月26日に公開されるアニメ映画『ペット2』。前作から引き続き、バナナマンの設楽統さん(46)と、日村勇紀さん(47)が主役を務めます。
演技力には定評があり、コント師としても有名なバナナマン。コンビで『ミニオンズ』に出演した際の演技に、プロデューサーと監督が絶賛。「『ペット』の主役、マックスとデュークは彼らしかいない。主役でお願いしたい」と直接オファーがあったそうです。
自身のラジオ番組で日村さんは、観客のリアクションを見るために、こっそり映画館に出向いたエピソードを披露。『ペット』では最初から最後までバナナマンが出演しているにも関わらず、隣の人がエンドロールを観ながら「あれ? 日村が声優やってたんだ」と呟いていたとか……。
2人で声優出演した映画作品は実は他にも。『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』スッテン、コロリン役もそのひとつです。
<TEXT/ちよまる子>
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