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さとり世代のなぜ? 彼女と出会った理由を「親に言えない」

暮らし

恋愛を楽しみたかっただけが両家公認の仲に

 アプローチに時間をかけたやりとりも厭わないのが信条。現在の彼女とも最初のメッセージのやりとりから交際までに4か月かかったといいます。

「その過程も楽しかったですし、全然苦じゃないですね。ただ、クラブでのナンパはスピード重視のところがあるので、ネトナンとは全然違う戦略でアプローチしています。

 私のなかでは別の競技みたいな感覚で遊びという意識ですが、それはそれで楽しい。けど、今は彼女と真剣にお付き合いをしているので、クラブ通いは控えていますけどね」

 そう話す里塚さんですが、自身に結婚願望はありません。あくまで今の恋愛を楽しみたいだけだったそうですが、気づいたら両実家公認の仲になっており、結婚に向かう流れになりつつあるそうです。

問題は彼女と知り合った「きっかけが言えない」

さとり恋愛白書

「参ったなぁ、というのが本音ですけど、興味がないだけで結婚が嫌ってわけではないんです。年齢的にそろそろ身を固めたほうがいいのも事実なので。

 でも、周りには友人主催の飲み会で知り合ったとウソをついちゃったので、ツジツマを合わせるために彼女とストーリーを考えなきゃと思うとちょっと面倒ですけどね(笑)」

 出会いアプリやSNSから真剣交際に発展することも珍しくないイマドキ世代。同じ出会い目的のツールとはいえ、パパ活女子やその場限りの相手を探そうとするミドル世代とは用途が違うようです。

恋愛さとり世代の[トリセツ]

<TEXT/トシタカマサ イラスト/小池祐子(@ikeko322)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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