海外で現地女性と親しくなるには?海外出張でマッチングアプリを駆使する28歳の方法
6年間で知り合った女性の数は…?
仲良くなりやすいのは基本的に基本的に年下のOLとのこと。オススメのお店を教えてもらったりしながら女性のプライベートな話を聞き、交流を図るとか。
「ほかの人はどうか知りませんけど、僕は男女の関係になることをゴールにはしていないんです。相手にとっても“外国人の友達”って結構貴重な存在らしく、地元の友達を紹介されたことも一度、二度ではなく、それがきっかけで紹介されたコと親密な仲になったこともありました」
出会いアプリを通じて会った外国人女性の数は、この6年でおよそ30人。でも、ここ半年はアプリの使用を絶っているといいます。
本命彼女ができてアプリからは“卒業”
「彼女ができたからです。広州の日系企業に勤めている4歳年下のコで、いい意味で日本人が抱く中国人のイメージとはかけ離れていました。おっとりした性格でいつもニコニコしていて、気がついたら自分から交際を申し込んでいました」
彼女にはまだプロポーズしていないそうですが、三島さんとしては「結婚を視野に入れている」と言います。
「正直、これまでそういうことをほとんど考えたことがなかったんです。むしろ結婚に縛られたくないくらいに思っていたので。だから、今の状態が不思議な気もするのですが、自分の気持ちや直感を信じてみようかなと思っています」
「僕も驚くほど本気になっちゃった」
出会い系で繋がっていたほかの女性や、身体の関係があった相手との関係は、交際を申し込む前に清算。意外にもちゃんと筋を通すタイプのようです。
「確かに、ネトナンする人っぽくはないかも(笑)。もう少し軽いノリで付き合うならキープも考えたでしょうけど、僕も驚くほど本気になっちゃったので。でも、今も関係が続いている女友達に彼女ができたことを報告したら、みんな『よかったねー』と祝ってくれました。それはすごく嬉しかったですね」
相手が外国人や日本人ということはさておき、ネトナンでがっつかないところはある意味イマドキの若者っぽいといえます。そんな彼だからこそ、本命彼女のために、出会いアプリから卒業するのは、ごく自然な決断だったのかもしれません。
<TEXT/トシタカマサ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>