今は草食っぽい男がモテる。無口な20代サラリーマンのギャップモテ術
勝手なイメージを持ってもらうことでモテた
千波さんは普段はアパレル会社で働きながら、休日はバンド活動をする二足のわらじ生活を送っているそうなのですが、自分のギャップモテにはあるチートも働いていそうだと語ります。
「結局、バンドマンってどうしてもチャラチャラしているというイメージを持たれやすいんですよね。でも、このイメージは僕が持つ平日の顔とのギャップと相性がいいみたいです。お酒に弱くて甘えてしまうというギャップもいい意味で働いている」
そのうえ“でもバンドマンだし”という勝手なイメージも働いて、なぜか女性たちに一夜のあやまちを責められる……ということも少ないそうです。
草食で面倒くさがりな雰囲気が利点に
「面倒くさいから普段口数少ないだけなのに、勝手にミステリアスで流浪しているイメージを持ってもらえているようで。今は正直、女性と一夜を明かすのはけっこう簡単だなと思ってます」
世の男子に怒られそうな発言も、ポーカーフェイスでさらっと言ってのける千波さん。ゆとりらしさのある草食で面倒くさがりな雰囲気で、上手く女性を泳がせているようです。
あえて手を加えないことで、勝手に向こうのイメージを膨らませる。コスパのいいモテテク。「男らしさ」がモテではなくなった、平成ゆとりっ子ならではのモテテクかもしれませんね。
<取材・文/ミクニシオリ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>
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