今日から実践できる「すぐ一人前になる人の共通点」とは?
こんにちは、Shinです。
みなさんは毎日の仕事が楽しいでしょうか? それとも苦痛でしょうか?「楽しい」と即答できる人が多いといいのですが、「いやいや、ツラいし、ダルいし、もうイヤだよ」という人もかなりの数いると思います。
仕事がツラかったり、ツマラなかったりする原因はさまざまですが、もっともメジャーな理由は「自分の実力不足」だと思います。
実力が足りないことで帰宅が遅くなり、感謝されることもなく、上司に怒られ、同期に差をつけられる……。そんな状態で「楽しい」とはなかなかいえませんよね。
「確かに今は実力不足で仕事がツラい。でも、せっかくだから、早く力をつけて一人前になり、楽しく仕事がしたい」。今日の記事は、そう考えている若手のみなさんに捧げます。
伸びない人=言われたことをただやる
まず、仕事において実力不足に陥ってしまう原因について。
ぼくはコンサルティングファームのマネージャとして、お客様や社内のコンサルタントなど、毎日いろんな人たちと関わっていますが、なかなか伸びない人には共通の特徴があります。
それは、「言われたことをただやる」ということです。「言われたこと以外はしないし、できない」と言い換えることもできます。
例えば、1週間後のプロジェクト開始に向けて、事前リサーチを進める必要があるとき。
もちろん指示を出す側の責任として、ある程度の仕事の切り分けや進め方の明示は必要ですが、すべてを最初から完璧にこなすことは不可能です。リサーチを進めていく中で、「やっぱりこうしたほうがよかったかも」「この前提が間違っていたな」と気づくものなのです。
しかし、「言われたことをただやる人」は、その方向転換についていくことができません。周りの状況が変わっているのにも関わらず、ただ最初にもらった指示だけを頼りに仕事を実施し、後で上司から「いやいや、それは違うよ」と指摘をもらってしまうのです。
そこで、「言われたことをただやる人」は、「だって、あなたがそういったんじゃないか」と不服に思い、そこでモチベーションが下がってしまいます。そんな状態でする仕事が、人を感動させるレベルになるはずがありませんよね。